「掴みにいこうとしない。
ただ開いて自分を受け取る」
このブログで言いたかったこと、ひと言で最初に書いておきました。
今回は、セルフチネイザンのオンラインセッションを通して感じることを書いてみます。
体に不調がおこった時…
私たちは無意識に不調がおこったところを攻めたり、どうにかしようと治しにかかったり、あるいは見ないようにしてしまったり….していませんか?そこをまず感じてあげる前に。
体だけじゃなくて意識に対しても、今ここで起こっていることを感じたくない時に、しなくてもいいことしてみたり、甘いもの食べて紛らわしたり、SNS眺め続けたりしてしまいます。。。私もそうです。
セルフチネイザンなので話をお腹(体)に戻すと、不調に対してあれこれ手を施したり、痛みに対して攻撃的になったりする前に、まずはそこにハートを向けて意識を送ることが大切です。
頑張りすぎたり、無理をしたためにオーバーワークで声をあげているところには、いろんな手技やお手当ても勿論効果があると思いますが、テクニックを施す前に、まずは受け止めて優しく労わってあげましょう。本当に。よく頑張ってきたね、お疲れさまって。
人に優しくするように、自分の内蔵にも優しさを送る、、これ案外みんなやっていないんですよ。
体は本来完璧なもの、そこを信頼する
指を切ったら止血して傷口もくっつこうとしますし、臓器も休めることで修復されます。そうやって体は自然治癒力で再生するすごい力を持っています。
そこを心から信頼するんです。
そのためには、頭で色々考えて、なんやかんやとやるよりも、ただ体と心を開いて耳を澄まし、命という大きな力が流れていることをを受け取ってみるんです。
静かに待って、命の力に動かしてもらう。
自分の中の力を信頼するって、すごくパワフルなこと。信頼すると、そうなってくれるから。(体が思うようになってくれる)
ここは硬いな、なんで硬いんだろう、、、ゴリゴリ、もみもみ、、、。これ、よく聞くチネイザンあるあるなのですが、一旦脇に置きましょう。
私はセッションでは、何かを”する”というよりも、まずは呼吸(命)を使って自分の内側のスペースに入り、静かに耳を澄まし自分を聴いてもらうことから始めます。
自分の命を動かしているもの(内臓)へ寄り添う感じね。
お腹に触れることの利点は、そこには思考ではない本当の自分の感覚があるからです。自分の真実を自分で優しく浮き上がらせていくように。
お腹を見て私が何かをリーディングするようなものではありません。(そういうものを期待されたことがありましたが、それはしません)
あくまでも自分で自分をケアすること、自分の内側とつながることを体感していただく時間になります。
これまでのご感想
これまでのセッション後にいただいたコメントをいくつか紹介いたします。
●いろいろなものが出て行ったという感じで、
その後、体も心も落ち着いて過ごせました。
●無理やり前向きになろうと思っていましたが
実はへとへとだったことに気づきました。
●夜になって、お腹から沢山の気持ちがあふれ
涙が出てきました。
●自分の感覚を感じながら自分の身体を探求
するのは自分にしかできないと思います。
●お腹に触れる揺らすことで
気持ちまで和らぎました。
●体にスペースができて気持ちも楽になりました。
たとえ不安であっても、心配があっても、それが、あるんだねって受け止めてみる。自分を感じて、それを受け止めるということは自分への愛を広げること。
感情はエネルギーだから、状況によって変化していきます。だから自分の気持ちを母が子を抱くように抱いてあげてみて。しばらくすると少し変化してきたりするから。こうして自分を受け入れていくことは自分の器を広げてくれることになります。
他の人にするように自分にも優しさを。
テクニックをいくらいっぱい身につけても、自分の体が安心して寛ぐという感覚を体感しないと、変わっていかないから。
何かを掴みに行くのではなく、いろんな気持ちや感情も受け止めて、その奥にある、もともと持っている力、すでに在るもの・知っていることへと辿り着いていくことを、セルフチネイザンもチネイザンもしているのだと思うのです。
もう一度冒頭の言葉に戻ります。
掴みに行こうとしない
むしろただ開いて受け取る。
そして内側から湧き上がる
自分の真の願いから行動を起こしていきたいですよね。
最後に。
個人レベルのこととして話してきたけれど、少し大きな枠で捉えた時に、自粛生活で私たちひとりひとりがこの時間を、本当に有効に使って、真に望むもの・心地よさ、命の力、愛や祈り、願いや焦がれと繋がって、生活が変わっていくことにも勇気や喜びを持って次の行動に移していく時、
世界は新しく動き出すんでしょうね。
それを創るのは、ひとりひとりの大切な体と意識。
セッションの日程はこちらです。
5/22までスペシャルオファーしています。
http://blog.taooflife.jp/?cid=18