優しく触れることのアート

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こんにちは。
土屋しずかです。

チネイザンのコラム、今回(8回目)は
「優しさで接することのアート」について、

 “Healing From Within”の抜粋からの翻訳です。

 

優しく触れることのアート

チネイザンのセッションでは、プラクティショナーはまず、クライアントのなんの問題もないところ、大丈夫だと感じるところにアプローチし、そこがよりリラックスして心地よく、より健康になるよう施術を心がけます。

そうすることで、”心地いい”という感覚がそこから広がり、注意を必要としているところ(気になるところ)に意識や気が伝わっていくからです。

いつでもまず最初にしなければいけないことは、クライアントに安心感を与え、プラクティショナーとその施術方法を信頼してもらうことです。

プラクティショナーが(どうしてもそうしてちまいがちなのですが)弱っていたり、機能していなかったり、普通ではないと思われる部分にフォーカスしてしまうと、クライアントはストレスホルモンでいっぱいになってしまいます。

それは避けましょう。

そうするのではなく、痛みの無いところ、あるいは少ないところを探し、そこに働きかけ、そこから、リラクッスした感じや気持ちのよさを身体全体に広げるのです。

体が一旦心地よさやリラクゼーションを感じると、それが続いていき、well-being(心地よく健康な幸福感)に繋がっていきます。

そうなると、トリートメンは  “ここが悪いんですよ”というメッセージが強調されるものではなく、クライアントに力や生命力を与えてくれるものになっていきます。

優しく柔らかな “聴く”タッチで触れていくと、クライアントが病気である場合、彼らのどこかが悪いのだという思いを外してくれます。

病気になるのには理由があるのです。

いわゆる「病気」と私たちが呼んでいるものの多くは、不健康な状態に対する健康的な反応なのです。

病気であるということで自分を責めたり、病気の原因を探さずに症状だけを治そうとするのは、悪い状況をより悪化さるでしょう。

そのような心持ちで行うトリートメントは、病気をより一層悪化させ、聞いて欲しいと大きな声をあげている内側の自己にチャンスを与えないのです。

自分を責めることは、私たちの中に矛盾と弱さを生むだけです。

身体はもともと知恵を備えていますが、病気を創り出してしまう要素も限りなくあることも理解しておかないといけません。

環境汚染、ストレス、不健康な食生活、投薬、ドラッグ、アルコール、細菌やウイルス、病原菌、オゾン層の破壊、惑星の影響、政治変革、交通事故、家族の摩擦など。

人間がこうやって生き延びてこられてのが奇跡なくらいです! (つづく)

“Healing From Within” by Gilles Marin
              North Atlantic Books 1999

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