チネイザンと呼吸・感情・姿勢

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こんにちは。
土屋しずかです。

チネイザンのコラム、今回(11回目)は、
「呼吸・感情・姿勢」について

“Healing From Within”の抜粋からの翻訳です。
これまでの記事はこちらをご覧下さい。

私たちは食べたものを消化するのと同じように、感情を消化します。そしてその両方において、呼吸が重要な役割を担っています。

呼吸の生理学的機能の1つには、代謝で生まれた副産物を排除するという役割があります。

大腸は横隔結腸ひだ(肋骨内の脇の部分)によって横隔膜から吊る下がった状態にあるため、呼吸をした時の横隔膜の動きが、大腸内にある便を動かす助けをしてくれます。横隔膜の動きが制限されてしまうと、しっかりと排泄することが妨げられてしまうのです。

”感情体”というものがどんなふうに機能しているのかを理解するために、チネイザン的に、体の生理的機能を少し比喩的に説明してみます。

消化システムというのは、単に食べたものを消化するだけではありません。それは感情をも消化するのです。(しないといけないのです)

つらさの伴う感情は、食べ物よりも消化しにくいのです。私が思うに、多くの消化に関わる問題(消化不良など)は、未消化な感情が、その消化経路の動きを妨げてしまっていることで起こるのです。

共通の言語がそれを表しています。

ある種の感情は ”飲み込めない” とか、
人生における大変な出来事を”消化する” とか、
大変なことに対して ”むかつく” など。。

多分、多くの人が経験することだと思いますが、大きな心配事や強烈な怒りは食欲を抑えてしまいます。そして極度の恐れは下痢を起こすことがあります。

このような極端なケースはわかりやすいのですが、日常の、日々の感情はどうでしょうか?チネイザンではその消化を助ける方法として呼吸の変化をみていくのです。

感情が抑えられたままでいると、それは消化器官の中で収縮し、臓器と関係している神経をも収縮させ、ひいては体に、姿勢にまで影響を与えることになります。

姿勢というのは、内側の収縮のパターンの現れであり、Global Gody Attitude(チネイザンのレベル3のコース:本書9章)でも実証されています。実際、肉体に現れる症状のほとんどが(全てではありませんが)このような経路を辿っているのです。(続く)

“Healing From Within” by Gilles Marin
North Atlantic Book 1999

**バークレーにインスティチュートとクリニックをもつ師 Gilles Marinによる書籍 ” Healing from With with Chi Nei Tsang” の内容は、私にとってチネイザンの教科書。施術者向けに書かれた内容で大切なことがたくさん盛り込まれています。少しづつ、シリーズにして抜粋して書き起こしています。(師から許可を得て載せています)

Chi Nei Tsang Institute公式サイト
https://www.chineitsang.com/


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